雪吊り・竹囲いの冬囲い 1日目/2日予定

 本日のお客様は今年初めてとなります冬囲いのご依頼をいただいたお客様です。これから少しずつ冬囲いシーズンに入ってまいります。
 本日は2日予定で行わせていただきます1日目の作業となります。
 雪吊りは5本ございまして、樹木も1本1本個性がございますので考えながら縄配りをしていきたいと存じます。

 はじめに立派なヒヨクヒバです。18本で吊り上げていきます。上も雪が多く乗ることが予想されますので上枝もつりながら降りてまいります。

 右から黒松、オンコとヒヨクヒバの3本ですがそれぞれ高さを考えながら加工して釣り上げます。

 黒松は特に枝が狭いので難しいですが、低すぎるとリビング側からワラ帽子がご覧いただけないので高さに気を使いながら吊りました。
 全て飾りはリビング側に向いております。

 右側の玉オンコは豪華に16本で吊り、門前の飾りといたしました。それでいて雪害の被害から守るよう機能もしっかりと果たしております。
 左側の黒松も枝がない部分が多く、歪な形となりますので少し手間を加えて根曲がり竹で加工しております。さらにその周りも竹囲いを進めております。

 こちらは玉オンコを反対側から拝見した感じです。秋の山肌と雪吊りでさらにこれから冬が近づく、そのような感じの絵となり私は好きな角度でした。
 1日目の作業はこちらで完了いたしました。
 本日は相当冷え込みました。途中暖かいコーヒーを差し入れてくださり、体も心も温まり作業を行うことができました。
心身共に温まる優しいお心遣いに心より感謝申し上げます。
 また明日伺いますのでよろしくお願い申し上げます。

 本日は貴重なお仕事をいただき誠にありがとうございました。